護國神社では朝、神様に神饌をお供えする日供、そしてその日に命日を迎えられたご英霊への祭祀から一日が始まります。
護國神社にお鎮まりのご英霊は10万5000余柱、毎日がどなたかの命日です。家族を、故郷を守るために戦地に赴き、死後は私達の守り神となられたご英霊をお慰めし、国民府民の皆様の健康と幸福をご祈願するのです。その後、境内社殿の清掃、事務仕事、と忙しく朝は過ぎて行きます。
昼、ご参拝者さまのご希望の祭祀をご奉仕致します。命日慰霊祭を始め、厄除や合格祈願、車のお祓い等諸祈願をご奉仕致します。
そして夕刻、今一度社殿を美しく掃き清め、一日が無事に過ぎたことをご英霊に感謝申し上げ、一日が終わるのです。
これが一日も欠けることなく続き、これからも続いてゆく護國神社の一日です。
年中行事ごよみ(1月・2月・3月)
1月 | 2月 | 3月 |
1日「歳旦祭」(中祭) 「皇室隆昌安泰祈願祭」 2日「崇敬者隆昌安泰祈願祭」 3日「元始祭」(中祭) 7日「昭和天皇祭遥拝式」 成人の日「成人の日祭」 15日「古神札焼納祭」 1日~5日「お神楽祈願祭」 会社・団体初出社日「事始め 安全祈願祭」 |
節分の日「節分祭」 (午前9時より午後5時まで 厄除け祈願祭斎行、ご祈祷料 金5千円より、お守り・除災 招福の矢等授与) 08日 「仁徳天皇正辰祭(浪速宮)」 11日 「紀元祭」(中祭) 17日 「祈年祭」(大祭) 23日 「天長祭」(中祭) |
10日 「陸軍記念日祭」 11日 「東日本大震災 復興祈願祭」 春分の日 「春季皇霊祭 遙拝式」 春分の日 「春分の日祭」 |
年中行事ごよみ(4月・5月・6月)
4月 | 5月 | 6月 |
3日 「神武天皇祭遥拝式」 7日 「戦艦大和慰霊祭」 28日 「主権回復の日祭」 29日 「昭和祭」(中祭) |
5日 「子供の日祭」 15日 「沖縄本土復帰奉告祭」 20日 「春季例大祭」(大祭) 27日 「海軍記念日祭」 30日 「東郷祭(浪速宮) 」 |
5日 「ミッドウェー慰霊祭」 23日 「沖縄戦慰霊祭」 30日 「夏越大祓式」 |
年中行事ごよみ(7月・8月・9月)
7月 | 8月 | 9月 |
7日 「七夕祭」 海の日 「海の日祭」 18日 「サイパン島慰霊祭」 |
6日 「広島原爆慰霊祭」 9日 「長崎原爆慰霊祭」 14・15日「献灯みたままつり」 14日 「崇敬者隆昌安泰祈願祭」 15日 「終戦詔書奉戴の日祭」(中祭) 20日 「樋口季一郎将軍顕彰祭」 |
敬老の日 「敬老の日祭」 秋分の日 「秋季皇霊祭 遙拝式」 秋分の日 「秋分の日祭」 |
年中行事ごよみ(10月・11月・12月)
10月 |
11月 | 12月 |
11日 「樋口季一郎将軍慰霊祭」 17日 「神嘗奉祝祭」(中祭) 20日 「秋季例大祭」(大祭) |
3日 「明治祭」(中祭) 23日 「新嘗祭」(大祭) 11月中「七五三詣」 |
8日 「大東亜戦争開戦記念日祭」 31日 「年越大祓式」 31日 「除夜祭」 |
年中行事の様子
例大祭(宮司以下神職の参進)
例大祭(参列のご遺族)
みたままつり(奉納踊り)
祭儀年中行事
●春秋大祭
春季大祭は五月、秋季大祭は十月の両日共二十日に斎行される慰霊大祭には、府下十万余柱のご英霊の遣族や崇敬者、各種団体の代表が参列して盛大に執行され、浦安の舞、花も奉納される。
祭典は午前10時より厳粛盛大に執り行われ、殉国の英霊 への報恩感謝、慰霊の誠を捧げるのみならず、遺族、戦友、崇敬者の安寧と、皇室・国家の隆昌、世界平和までもが祈願される。
毎年約400名もの人々が参列し、各方面より心のこもったお供え物や花が多数神前に捧げられる他、十二単に似せた舞衣を着装した巫女による、神楽「浦安の舞」が奉納される。
●正月参拝
新年には、まず英霊に感謝し、その年の平安を祈念する参拝者が初詣に訪れる。昭和四十七年に地下鉄が神社前まで開通以来、多くの参拝者がある。 なお幣殿には、ご遺族、崇敬者から奉納された干数百組の鏡餅を歳旦祭にお供えし、後日施設などに授与している。
●みたままつり
昭和四十年、終戦二十年を記念して斎行された祭事で、以後、毎年お盆の二日間、境内に奉献の提灯を数百灯ほどかかげ、灯りをともして御祭神を慰めまつる。特設の舞台では民踊の奉納がある。
令和2年より「こども絵画コンクール」を開催している
●命日祭
一年を通して、その日が祥月命日にあたる御祭神は数百柱から多い日には二千柱以上を数える。ご遣族を案内して、毎日、命日祭を奉仕している。ご遣族には、年一度の御命日に際し御参拝をお奨めしている。
●神楽「浦安の舞」
昭和天皇御製
天地(あめつち)の神にぞ祈る朝凪の
海のごとくに 波立たぬ世を
に曲と舞をつけた、世の平和を祈念する神楽で、現在全国の神社で奉納されてはおりますが、当神社のように本装束(十二単に似せたもの)を着装するのは大変珍しく、曲と舞、そして装束の美しさも是非ご注目ください。
恒例祭典
朔日祭 毎月1日 (1月は歳旦祭のため、斎行せず)
月次祭 毎月5日
ほまれの宮月次祭 毎月5日
望の日祭 毎月15日 (8月は終戦詔書奉戴記念祭のため、斎行せず)
無縁故祭神慰霊祭 毎月25日